【JR東日本】京葉線

東京都心から東京湾に沿って千葉方面へ結ぶ路線で、沿線には葛西臨海公園東京ディズニーリゾート幕張メッセなどの行楽地を抱えるほか、東京のベットタウンでもあることから通勤路線としての役割も担います。房総方面への特急も京葉線を経由し、武蔵野線も当路線に直通します。また、快速や通勤快速を中心に外房線内房線などにも繋がり、木更津や勝浦、東金などからも乗り換えなしで都心へアクセスできます。日中は蘇我方面へ乗り入れる全列車が快速となり、平日に運転される通勤快速は蘇我を出ると新木場まで停車しないなど、千葉県の上総地区から東京方面への速達性も図ります。当路線は東京駅を出ると、越中島駅までが地下区間で、そこから終点の蘇我までほぼ全線にわたり高架区間が続きます。

 

所有者=東日本旅客鉄道JR東日本

所在地=東京都、千葉県

起点駅=東京駅

終点駅=蘇我駅

路線記号=JE

開業日=1975年5月10日

全長=54.3km

駅数=18

使用車両=E233系5000番台209系500番台E231系0番台(武蔵野線)、E257系500番台など

 

東京 Tokyo とうきょう

所在地  東京都千代田区丸の内一丁目9-1

駅番号  JE 01

開業日  1914年(大正3年)12月20日

営業キロ 0.0 km(東京起点)

乗車人員 346,658人(2022年)

 京葉線のホームは、当駅の有楽町寄りに離れており、地上ホームとは動く歩道で結ばれている。JR有楽町駅へ徒歩で乗り換えも可能。特急『さざなみ』『わかしお』は、京葉線ホームから発車する。

 

八丁堀 Hatchōbori はっちょうぼり

所在地  東京都中央区八丁堀三丁目25-10

駅番号  JE 02

開業日  1990年(平成2年)3月10日

営業キロ 1.2 km(東京起点)

乗車人員 27,391人(2022年)

 鍛冶橋通りの真下に位置する地下駅。日比谷線との乗換駅であり、通勤快速も停車する。亀島川が駅のすぐそばにあるため、B4出入口付近では潮っぽい匂いがする。京橋駅宝町駅へも数分で行ける。

 

越中島 Etchūjima えっちゅうじま

所在地  東京都江東区越中島二丁目2-14

駅番号  JE 03

開業日  1990年(平成2年)3月10日

営業キロ 2.8 km(東京起点)

乗車人員 4,807人(2022年)

 東京23区内のJR駅で最も乗降客数の少ない駅。主に東京海洋大学越中島キャンパスの学生が当駅を利用する。当駅の発車メロディは、約25秒流れるのに対し、実際には1秒程度しな鳴らない場合が多い。

 

潮見 Shiomi  しおみ

所在地  東京都江東区潮見二丁目7-20

駅番号  JE 04

開業日  1990年(平成2年)3月10日

営業キロ 5.4 km(東京起点)

乗車人員 12,718人(2022年)

 京葉線におけるJR東日本千葉支社の西限で、当駅を出ると東京駅までトンネル区間が続く。京葉線の新木場 - 東京間が計画される当初、当駅は建設される計画がなかった。

 

新木場 Shin-kiba しんきば

所在地  東京都江東区新木場一丁目5

駅番号  JE 05

開業日  1988年(昭和63年)12月1日

営業キロ 7.4 km(東京起点)

乗車人員 60,442人(2022年)

 地下鉄有楽町線りんかい線との乗換駅。駅の蘇我寄りにて、りんかい線と線路が繋がっている。駅周辺には、駅名の通り貯木場や木材関連企業が多数立地する。東西線木場駅とは4kmほど離れている。

 

葛西臨海公園 Kasai-Rinkai Park かさいりんかいこうえん

所在地  東京都江戸川区臨海町六丁目3-3

駅番号  JE 06

開業日  1988年(昭和63年)12月1日

営業キロ 10.6 km(東京起点)

乗車人員 12,560人(2022年)

 駅名の通り、葛西臨海公園の最寄り駅。当駅には通過線が設けられ、朝夕を中心に一部の各駅停車は当駅で特急と通過待ちを行う。なお、開業前の仮称は葛西沖駅であった。

 

舞浜 Maihama  まいはま

所在地  千葉県浦安市舞浜26-5

駅番号  JE 07

開業日  1988年(昭和63年)12月1日

営業キロ 12.7 km(東京起点)

乗車人員 63,906人(2022年)

 東京ディズニーリゾートの最寄り駅で、朝夕を中心にホームが混み合う。また、発車メロディもディズニー関連のものになっている。舞浜の地名は日本の伝統的な神楽舞『浦安の舞』に因んでいる。

 

新浦安 Shin-Urayasu しんうらやす

所在地  千葉県浦安市入船一丁目1-1

駅番号  JE 08

開業日  1988年(昭和63年)12月1日

営業キロ 16.1 km(東京起点)

乗車人員 47,382人(2022年)

 地下鉄東西線浦安駅に代わる浦安の新しい玄関口として、市民の日常生活に加え、ビジネスの中心となっている。快速停車駅で、各駅停車への緩急接続も行う。東日本大震災では駅周辺で液状化現象も発生した。

 

市川塩浜 Ichikawashiohama いちかわしおはま

所在地  千葉県市川市塩浜二丁目2

駅番号  JE 09

開業日  1988年(昭和63年)12月1日

営業キロ 18.2 km(東京起点)

乗車人員 7,342人(2022年)

 駅名の塩浜の由来は、かつて塩を製していた浜という意味である。江戸時代から明治にかけて、この地域には行徳塩田が広がっていた。隣駅の二俣新町駅とともに周辺は工場地域や倉庫街が占める。

 

二俣新町 Futamatashimmachi ふたまたしんまち

所在地  千葉県市川市二俣新町3

駅番号  JE 10

開業日  1988年(昭和63年)12月1日

営業キロ 22.6 km(東京起点)

乗車人員 5,058人(2022年)

 駅の北側にデルタ線があるが、ホームは設置されていないため武蔵野線は当駅から利用することはできない。駅周辺は隣の市川塩浜とともに工場地域や倉庫街であるため、通勤時間帯以外は非常に閑散としている。

 

船橋 Minami-Funabashi みなみふなばし

所在地  千葉県船橋市若松二丁目1-1

駅番号  JE 11

開業日  1986年(昭和61年)3月3日

営業キロ 26.0 km(東京起点)

乗車人員 21,123人(2022年)

 船橋競馬場ららぽーとTOKYO-BAYなどの最寄り駅。2002年から快速停車駅となり、日中の武蔵野線は当駅発着となる。また、当駅から東京方面と西船橋方面への二俣支線と分岐する。

 

新習志野 Shin-Narashino しんならしの

所在地  千葉県習志野市茜浜二丁目1-1

駅番号  JE 12

開業日  1986年(昭和61年)3月3日

営業キロ 28.3 km(東京起点)

乗車人員 11,330人(2022年)

 開業前の仮称は「鷺沼」であり、現在も京葉線の「鷺沼高架橋」に名残りがある。京葉車両センターとも繋がっており、当駅始発・終着の電車も朝夕を中心に設定されている。

 

幕張豊砂 Makuharitoyosuna まくはりとよすな

所在地  千葉市美浜区浜田二丁目45番地

駅番号  JE 13

開業日  2023年(令和5年)3月18日

営業キロ 30.0 km(東京起点)

 イオンモール幕張新都心近くに2023年に開業した新たな幕張新都心の玄関口。駅北側には京葉車両センターが広がっている。上下線で高架ホームと地平ホームが分けられた特殊な構造になっている。

 

海浜幕張 Kaihimmakuhari かいひんまくはり

所在地  千葉市美浜区ひび野二丁目110

駅番号  JE 14

開業日  1986年(昭和61年)3月3日

営業キロ 31.7 km(東京起点)

乗車人員 52,058人(2022年)

 幕張新都心の中心にある駅で、駅南側には幕張メッセZOZOマリンスタジアムが立地しており、イベントや野球試合が開催される日は多くの人でにぎわう。京葉線の中間駅で唯一の特急停車駅でもある。

 

検見川浜 Kemigawahama けみがわはま

所在地  千葉市美浜区真砂四丁目2-1

駅番号  JE 15

開業日  1986年(昭和61年)3月3日

営業キロ 33.7 km(東京起点)

乗車人員 52,05813,870人(2022年)

 元々はこの一帯が埋め立て地で地名がなく、開業前は「検見川ニュータウン」の仮称があった。当駅に駅名を拝借された新検見川駅や京成検見川駅とは2km以上離れている。1番線で流れるメロディは当駅でのみ採用。

 

稲毛海岸 Inagekaigan いなげかいがん

所在地  千葉市美浜区高洲三丁目24-1

駅番号  JE 16

開業日  1986年(昭和61年)3月3日

営業キロ 35.3 km(東京起点)

乗車人員 18,519人(2022年)

 駅名の仮称は稲毛駅に因み「新稲毛」だったため、一部の店舗や金融機関などでは「新稲毛」の名が残る。かつては千葉都市モノレールを穴川駅から延伸させる形で当駅に乗り入れる構想があった。

 

千葉みなと Chibaminato ちばみなと

所在地  千葉市中央区中央港一丁目1-1

駅番号  JE 17

開業日  1986年(昭和61年)3月3日

営業キロ 39.0 km(東京起点)

乗車人員 15,354人(2022年)

 開業当初は千葉港駅であったが、誤読を防ぐため、駅名標や方向幕などでは当初から「千葉みなと」と表記されていた。京葉線電車特定区間は当駅までとなる。千葉都市モノレールと接続している。

 

蘇我 Soga そが

所在地  千葉市中央区今井二丁目50-2

駅番号  駅ナンバリング対象外のためなし

開業日  1896年(明治29年)1月20日

営業キロ 43.0 km(東京起点)

乗車人員 29,462人(2022年)

 川崎製鉄(現在のJFEスチール株式会社)により発展した街であり、2000年代から大型商業施設やフクダ電子アリーナなどが整備された。当駅は京葉線の終点であり、外房線内房線は当駅から枝分かれする。

 

駅名標の写真は幕張豊砂駅開業に伴うナンバリング変更前のものも混在しております。何卒ご承知おきください。